TOEIC550からの外資勤務そしてアメリカ生活

アメリカでの暮らし、仕事、エクササイズなどを綴っています。

外資金融

日系銀行から外資金融に移って、一番驚いたのは、お金があるのが当たり前、という風潮でした。例えば、月末だから金欠〜、というようなことは外資にはありません。例えばハワイに行くとすると、周りの人が、ハレクラニなのカハラなの?って聞いてきます。ミシュランが最新刊を出せば、その最新の三つ星にもうすでに行っている人がいて、あそこはまーまー、もし行くなら言ってよ、というノリ。当時はまだfaxが存在してましたが、同僚あてに銀座のロオジエのシェフから上顧客にしか出さないであろうと思われるもんの凄く懇意なfaxが入り、都心の高層ビル最上階のラグジュリーなジムに行き放題、会社のクリスマスパーティーの予算は何千万で、都内の超高級ホテルを貸し切り、超高級ブランド品や海外旅行がザクザク、という有り様。これは金融危機の前の話ですので、今もこのようなバブリーな状態が続いているのかは分かりません。私はペーペーとして働いていましたからあまり恩恵は受けませんでしたが、私が見る限り外資金融というのは庶民ではありません。あそこに長くいると感覚が狂い、庶民的な感覚、というものはどっかへ行ってしまいます。