TOEIC550からの外資勤務そしてアメリカ生活

アメリカでの暮らし、仕事、エクササイズなどを綴っています。

英語ができない

ブルームバーグの他にも外資系企業を受けてみましたが採用にはなりませんでした。何も特技はないし、不況だし、正社員で再就職なんて高嶺の花だよなあ、と腐りそうになりました。自分を奮い立たせるので精一杯でした。

その後欧州系銀行に採用になりました。まだ若かったのと日系銀行でやっていた仕事がその募集要項と重なっていたので採用になったのだと思います。自分でもびっくりでしたが、腐らずに転職活動をしていてよかったと思いました。しかしこれからが大変です。英語の壁が立ちはだかっていました。

 

外資系企業の場合はTOEIC750くらいは欲しいのじゃないかと思います。それくらいでどうにかこうにか英語でも会話はできるしEmailもどうにかできるレベルだと思います。私の場合はまだ若かったのと、英検2級は持っていたので、それくらいだったら大丈夫だろう、というので採用になったのではないかと思います。部署にもよりますが、私が採用になった部署は当時そこまで英語でのやり取りは必要ありませんでしたので。そうは言っても英語で電話がかかってきたり、社内のITとのやり取りは英語だったり、一人でも日本語ができない人が加われば会話は英語になります。そのような時は英語ができるフリをしてしのぎました。相槌をそれらしくハハーンと言ってみたり。英語で電話が掛かってきたら、英語ができる上司にすぐ転送し、もし誰もいなければ何も言わずにがちゃんと切ったりしてました。そうです、何も言わずにがちゃんと。なんて失礼なんでしょう。

 

このままじゃいけないなあ、英語をどうにかしないとなあ、とは思うものの忙しさに忙殺され体力もない私には仕事をするだけで精一杯でした。